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カザルスへの旅

カザルスへの旅

伊勢 英子



定価: ¥ 1,575

販売価格: ¥ 1,575

人気ランキング: 109321位

おすすめ度:

発売日: 1987-03

発売元: 理論社

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泣けた
私は別にカザルスに強い思い入れがあるわけでも、チェロを弾くわけでもないが、この本を読んで、伊勢氏のカザルスに対する想い、自分の過去に対する想いを読んで、泣いてしまった。自分自身が、ウィーンにマーラーの墓を訪れたときの高揚感を思い出しながら、彼女が「カザルスが見たであろう風景の中に自分を見出す」という体験の素晴らしさを想像し、涙してしまったのだ。この本の伊勢氏の記述は、圧倒的で、むしろ思い入れが強すぎて、引いてしまう人もいるかもしれない。だが、私にはありありと伊勢氏の感動が伝わってきた。また、「1000の風・1000のチェロ」に彼女が込めた想いというものが分ったと思った。



この本の構成はちょっと変わっていて、前半はカザルスをたどる旅であるが、後半は宮沢賢治をたどる旅になっている。しかし、そこでもチェロは登場する。そう、『セロ弾きのゴーシュ』だ。それほど強い関連ではないにもかかわらず、チェロつながりで一冊の本にまとめられている。それでも、読み終えてみるとやはりカザルスへの旅というタイトルでくくられてよいものだと思った。



伊勢氏の非常に個人的な心の記録であり、氏の作品をより深く楽しむために大変に役に立つ本である。





カザルスへの旅
伊勢英子氏に誘われカザルスが暮らした街の息吹に触れられます。パブロカザルスの骨太な人生に感動しましたが、このマエストロが弾くチェロは心の底から揺り動かされます。バッハのチェロ、鳥の歌、こんなものに出会えた僥倖を感謝します。挿絵もいいです。カザルス信奉者でなくとも、この本を読んでいただきたいと思います。

カザルスが聴きたくなる・・・。
著者の繊細な感性が伝わってきて、切なくなります。
カザルスが聴きたくなります。
宮沢賢治の「セロひきのゴーシュ」と「よだかの星」が読みたくなります。
「グレイ・・・」が読みたくなります。
とてもよい本です。



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